渋谷のとある高層ビルの下――自撮りをしていた２人の女子高生の横に、悲鳴とともに１人の女性が落下してきた！喧騒の中、集まってくる野次馬、それを眺めるかのように舞う１匹の謎の蝶――。蝶は大群となり、渋谷の夜空に不気味な羽音を響かせていた。蝶の大群を見つめながら馬屋原美奈子（斉藤由貴）は“その時が来た”と悟る。

この恐ろしい出来事が起こる３時間ほど前、唐津川優奈（玉城ティナ）と梅村芹亜（筧美和子）はあるクラブにいた。慣れた様子の芹亜に対し、不慣れな場所に居心地の悪さを感じる優奈。ナンパしてくる男たちをかわし、芹亜のリードで楽しい時間を過ごしていたが…!?

同じフロアには、仲間に誕生日を祝われていた瀬田真久（夏生大湖）の姿も。
その頃、非常階段で仕事をサボっていたバーテンダー・篠塚希一郎（高嶋政伸）のスマホには、謎の蝶が出現していた